iPadやタブレットを授業に取り入れる
黒板のメリットとデメリット
まず、今までの黒板を使った授業だと何がデメリットだったのか、ですね。これを明確にしとかないと何か新しいことをしよう、という気が起きませんよね。
自分は英語科なのですが、高校の授業というと大きく分けて2種類の授業があると思います。
一つは長文精読ですね。まあ教科書の文章をこれが動詞で、これがこうなってて・・・と一つ一つ追っかけていくようなもの。もう一つは文法系の解説みたいなものですね。仮定法なら、こういう文法と例外があって・・みたいなもんですね。
自分も最初は黒板を使ってみました。そうすると長文精読の時間に無駄な時間がかなり生まれるんですね。つまり、自分が黒板に英文を書く時間、そして日本語訳を書く時間です。
黒板を使う、という場合想像以上に大きく字を書く必要があります。後ろの席の子にも見えないと困りますからね。そうなると余計に時間がかかる。
慣れるとそうでもないよ、という先生もおられるでしょうけどね。
さらに、この教員が黒板に英文を写している時間は生徒が写す時間でもあるわけです。なので無駄ではない、という意見もあるかもしれません。
しかし自分の場合は、英文は連続して一気に写すことも大事だ、と考えているので時間をとって一気にやらせたり、宿題にしたりしています。
で、この英文・日本語訳を一気に映すことができるのがメリットですね。
とにかく時短、です。
他にも今は教育系のアプリも多くあります。別に授業のやり方そのものが変わっていってもいいですよね。
他にも黒板のメリット、デメリットを書いてみると
メリット
黒板のスペースを横長に大きく使える(プロジェクターだと範囲が狭くなります)
一度書いたものを残したまま他のことができる。(数学の公式を残していおいたり)
ノートに取らせるものを黒板にきっちり書ける(生徒のレベルが様々でもノートに書く内容を一致させることができる)
デメリット
汚れる
時間がかかる
字が汚い人にとっては練習が必要
などなどでしょうか。
何せ自分はこの「時間がかかる」というのが一番のネックでした。
あとね、もう一つiPadなどの利用におけるメリットが
「同じ授業の時の手間が圧倒的にかからない」ことです。これはデカイですよ。
どういう方法で授業に取り入れるか
プロジェクタに映すには
そもそもプロジェクタで映す必要がありますが。
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iPadの場合はこの2つが必要になります。
これは繋ぐだけでそのまま画面が投影されます。
無線で映すには
ただ、せっかくタブレット導入したのに教員が前にいるのはもったいないですし、生徒にタブレットを触らせたり、生徒のノートを写真で撮って皆で見ながら添削などもできた方がよいので、その場合は
この辺の製品を使うのも良いです。教室にWi-Fiがなくても、これ自身がWi-Fiを発信しタブレットからの信号を拾ってくれるので電源さえあれば大丈夫です。
ただし、動作が不安定な商品も多く当たり外れもあるようなので自己責任でどうぞ。
一旦自宅などWi-Fiの飛んでいる環境でこれ自身のアップデートをする必要があることもあります。なんせ貧相な説明書しかついていないので手探りでやることになります。
こちらを使用した場合は画面ミラーリングをonにしてください。
Wi-Fiやbluetoothをいじる「コントロールセンター」にあります。iPadでは右上からスワイブダウンすると出て来ますよね。
音声は
プロジェクタの機種によってはスピーカー内蔵のものもありますね。なければイヤホンジャックから安いスピーカーに出してしまうか、小さなbluetoothスピーカーもありかもしれません。40人くらいまでの教室なら十分です。
アプリの紹介
ところで
複数のアプリを移動する
ことも最近は可能になっていますのでついでにシェアしておきます。
iOSでの話になりますが、アプリアイコンを長押しすると「appを並べ替える」と出てくるか、ブルブル震えだして移動が可能になりますよね。ここで一つ移動させるようにタップして動かすのですが、1つ目を人差し指などで押さえたまま同時に移動したいアプリを他の指(中指なんかでいいかと)ちょんと触ると同時に移動できます。
これでフォルダにいれるなり、1つのページに効率よく並べておくだけでも随分楽になります。
Good Note4
Good Note5もリリースされていますが、授業では4の方が若干使いやすいです。
ノートテイキングには5も良いかも。
英語を例にするとまず、英文と日本語訳はタブレットに入れておきます。教科書なんかは英文データもありますよね。そんなのを入れておくだけです。
英文を黒板に映して、その上にどんどん書き込んで精読をしていきます。
このアプリなら、タブでページ切り替えもできるので英文、日本語訳と分けておいて解説しながら生徒にノートを取らせることが可能です。
プレゼン用なのかな、ポインタまで付いているのでタブレット持ちながら机間巡視しながら、で授業が可能です。
日本語訳は先に見えてしまうと面白くないので、先にペンで一行ずつ塗りつぶしています。真っ直ぐに線を引けますのでちょちょっとできます。この辺はアナログ作業ですがこれで十分。
ちなみに一般的なプロジェクタのリモコンには「静止」というボタンがついています。これはその画面でポーズをしてしまう機能ですが、生徒に考えさせている間なんかは、静止しておいて、こちらは別の作業をすることができます。これ知らないと面倒ですよね。
Adobe Scan
プリントで配布される資料(さっさと電子化した方がいいですけどね)とか生徒のノート、問題集、赤本などを取り込む際に使います。文字も読み込みますので検索もあとからしやすい、というものですが、タイトルを面倒くさがらずささっと付けておけばよいですね。
そもそもファイル名をつけるときも統一しましょう。他の教員を見ているとみんな適当でびっくりする。。。。【20190808】英語_問題集_〇〇 などとわかりやすいルールを決めてやっておくことが大事ですよね。
自分の場合はこれで撮って、すぐにGood Noteの方に読み込んでいます。読み込んで新規書類で作成してそれに書き込む、という方法が今の所一番楽です。
Adobe Acrobat Reader
そして、上記で取り込んだものをきっちり整理するときはこちらに流しておきます。
必要なものはフォルダに分けて入れておく。
各大学の入試要項なんかもPDFで公開されていますので、時間を見つけて必要な所のは全て放り込んでおくと楽です。ついでにもう一手間かけて、出願書類や期間にもマーカーを入れておくと楽です。
Ever Note
定番中の定番ですが、ネットでの記事などをオフラインで閲覧できるので便利ですよね。あとは携帯などとリンクしておけば、休みの日や移動中などにも記事をアーカイブしていくことができます。
Quizlet
これは自分で単語帳を作るアプリです。作った単語帳はシェアできます。いわゆるフラッシュカードというやつです。無料版では少し制限があるのですが、次の時間に使うつもりのフラッシュカードをあらかじめWi-Fi環境下で開いておけばオフラインでも使えます。学校によってLANのみとかネットワークない学校もあるみたいですしね。
で、これ作った単語帳でゲーム形式で確認ができるのです。
何種類かのミニゲームのようにして確認ができ、しかもクリアタイムを競うことができます。
生徒はなんせ「ゲーム」が好きですよね。みんなで黒板を見ながらワイワイやれることも息抜きにもなりますし面白いものです。
Google earth
まあ、英語やら社会の話になるのかもしれません。もしくはHRなどですかね、時事ネタを話す際やら、もう用途は多岐に渡ります。入れておくと便利です。
Keynote
power point と迷うところですが、個人的にはiPadで作成するならこちらの方が楽だと感じています。学校のPCにはpower pointが入っていると思いますが、一応の互換性もありますので。これには固定の導入部なんかを作っておきます。
まあ例えば時制の話なんかは繰り返すこともありますので、その時にサクッとこれを見せれば良いですし、ずーっと使えるので改良に改良を重ねていけばいいわけです。
おそらく社会の教員なんかはスライドをシェアして使ってたりするんじゃないですかね。
Skype
学校全体でオンライン英会話なんかを取り入れている学校もあるみたいですが、そうじゃなくてもネイティブと「オンラインで」話す機会も面白いですよね。生身じゃないってのもポイントです。
これも他の教科でも使えますよね。ただネットワーク環境が必須になるので微妙かも?
無限時計
小テストの際などに良いです。純正の時計アプリはカウントダウン式に使えるので生徒に合わせて選択しています。受験の近づいて生徒には普通の時計に慣れてもらっています。
英単語
とりあえず例としてこれを貼りましたが、各学校で使われている単語帳なんかのアプリがあると思います。読み上げ機能があるものはガンガン使った方がいいと思っています。
Wit Stick
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素材系をPC間で移動したりということがあると思いますが、その時に便利なのがlightning とUSB型になったメモリですね。これと上記のアプリで簡単に移動ができたりします。
あとは動画素材をどうするか、ですね。
youtubeなどを見せる場合があるのかもしれません。(違法アップロードのものなどもありますから難しいところですが)ダウンロードアプリなどたくさんありますので、一応用意しておくことは手ですよね。
授業や事務仕事にiPadやタブレットを取り入れる
今回の記事では実際に職場で実践している効率化について書いていきます。
効率化というか、楽をする方法というか。タイトルにある通りiPadを使っています。
ちなみにiPad mini4を使用しています。iPad Airと迷いましたが、職場に持っていく荷物も小さくしたい(バイクのメットインに入るかどうか、ってのは意外と重要でもありました。)し普段使うときもミニで十分という判断です。ただし、授業で使うときは大きくてもいいかも。これは後述します。
1、事務仕事を効率化する
まず様々な職場があるとは思うので一概には言えませんが、多くの教育現場では未だに紙ベースでの仕事があるのではないでしょうか。さすがに共有フォルダくらいはあるでしょうが、伝達事項は未だに紙で回ってくるし、毎日毎日新しい書類が増えていくのでは。
職場自体の考え方を一斉に転換すべきなんでしょうがそうもいきませんよね。
なので自分だけでもやり方を変えてみています。とは言え基本的には全てPDFにする、スケジュールやリマインドは殆どをタブレットに任せる。というだけです。
紙で回ってくるモノは殆どの場合、そのもの原本は必要ないことが多いですよね。わざわざプリントせずにデータでくれたらこんな手間はいらないのですが・・・。おそらく全国ではバンバンデータでやりとりしている学校も多いでしょうね。
で、モノは必要ないのでiPadに取り込んじゃいます。
スケジュール関係はカレンダーアプリか、evernoteに。締め切りモノはリマインダーに放り込む。重要なものや急ぎたいものは敢えてアナログで付箋に書いて、机に貼っておいたりもします。
もちろん手帳などに書いておくことも良いでしょうね。アナログの良さもあります。
アプリはAdobeのものでフォルダ分けもできますし、アプリ内で紙を撮影→PDFで保存とできるのでこれで十分。
2、教科の仕事も効率化する
まず、問題集などはスキャンして取り込んでしまいます。数枚使う時などにわざわざテキストをコピーして、とやるのも良いんですが、PCから直で出力できるようにしておけば楽ですし速いし。
スキャナは最近のコピー機なら殆どUSBメモリなんかに直接取り込める機能があるのではないでしょうか?なければ購入しても良いかもしれませんね。個人的には
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は良いなと。机においておけますし、小さいし。最近は直接無線でタブレットにも同期できます。赤本なんかも必要なところはあらかじめタブレットに放り込んでおきます。使いたい時にすぐ出せるようにしておく、ってのは時短のためには必須ですよね。
あと机の周りや中を綺麗にしておくためにも書籍の電子化は必須だと考えています。知識量や参考書などは増やしまくるに越したことはありませんが、机の周りのものは増やすべきではありません。仕事が遅くなる。
こちらはタブレット、というよりはPCにも保存しています。プリントアウトに関してはPCの方が楽。あと他の教員との共有もこちらの方が楽です。
3、本題の授業に取り入れる件(接続編)
やっとこさ本題?とも言える授業に取り入れる件。
まず職場環境にもよるとは思うのですが、自分はプロジェクターで黒板に投影しながら授業を進めています。黒板には白いスクリーンを毎回貼っています。プロジェクターは超単焦点のものが備え付けてあるのでここは便利です。
おそらく毎回プロジエクターを持っていかなければならない現場も多いでしょうね。その場合は板などにプロジェクター、ケーブルなどをあらかじめセットできるようにしておくと楽ですね。わざわざ袋にしまって・・・・とかは面倒ですし。
で、結線する端子ですが、普通、プロジェクターの受け口はRGBかHDMIだと思います。iPadの場合、有線でつなぐならケーブル必須ですね。
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まあこの2種類をつないでやるのも一つです。というかiPadで動画を見たりするには無線より安定するのでこれは持っておく方が便利です。
そして机間巡視しながら授業するには無線である必要があります。恐る恐る購入したのがこれ。
レビューでは結構「使えない」とか書かれてましたが、使えています。これはプロジェクター側のHDMI端子に刺して使う受信機です。電源も必要です。なのでコンセントとこの製品、プロジェクターのこの製品というように繋ぎます。Wi-Fiをこれ自体が飛ばしてくれるのでWi-Fi環境下でなくとも大丈夫です。ただAndroidで使えるかは試していません。おそらくミラーリングできるものなら大丈夫でしょうが。
と、ここまでが接続編ですね。あとは授業しながら画面上に書き込みなどをするので、それ用のスタイラスがあると良いですね。
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自分はこれと
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これを使っていますが、電池式の方が感度は良いものの上に貼っている安いタイプで十分だと感じています。使っていると反応が鈍くなりますが、交換式のペン先があるのでそれで。別に細かい作業をするわけではないのでね。
さてちょっと長くなってきたので一旦止めて次のエントリで実際の授業への投入について書きたいと思います。
教員になって思うところ2
ちなみに自分は結局私立高校に勤務中です。公立高校にも出入りすることはありますが、基本的に職員室の雰囲気などはわかりません。
いわゆる教育困難校、にて勤務しています。そんな中でのブログです。
おらが村の教員たち
思いつきで仕事をする教員がいます。
「この単元のテスト明日までに作っておいて」
と軽く言います。で、結局使わなかったりします。なんじゃそれ。
締め切りに余裕があって、ちゃんとした作る理由があるのならまだわかりますが。そうでなくただ単純に思いつき。
これに似たような事案はいくらでもあると思いますが、これってなんなんだろうと考えた時に思いつくのは「おらが村」でやっているからではないか、ということ。
生徒の中で「一番偉い人」として傍若無人に振舞っているのでしょうか。それが職務に影響してはまずいですよね。そもそも教員の多くは自分が学生だった時から急に転換して「先生」になる人が多いですよね。「学校文法」の中でずーっと生きてる人たち。
しかも急に偉くなったような気がして。中身は変わらないのに。
なもんで、ついつい傍若無人になるのかなあ、と思います。いい先生も一杯いるんですよ。けれどもこういう悪い先生もたくさんいます。社会人としてのスキルが低すぎる人たち。
あとね、おらが村の村長さんたちは総じて話が長い。面白い面白くないに関わらず話が長い。ただし、頭の回転のスマートな人の長話は発見があったり驚きがあったりで苦痛ではないことも多い、かな。
村長たちはもうちょっとしっかり勉強しなさいな
で、村長たちは偉くなった気分なので独自の理論で人を丸め込もうとします。勉強している教員もいますよ。けども「自分の経験上これはこう、このタイプの生徒はこう」って言っちゃう。で、裏付けはない。いや裏付けは「おらの経験」。
これがまかり通っている世界なのかもしれません。まずい。非常にまずい。
もちろん経験則、大事です。けども人間の変化ってのは思っているより急激なスピードで進みますよね。大体スマホもろくに扱えないくらいに時代から取り残されている教員に「経験によると」って言われても説得力ない。
だから勉強しないといけません。何も本を読むことが「勉強」ではなく、新しい知識を許容し受け入れてみることも「勉強」なんですよね。
偉くなった気分の人たちにはこれができないのかもしれません。
あとね、村長たちは服装にも気を使わなさすぎる。社会人やねんから、その辺ピシッとせえよ。
で、文句が増える
前回にも書きましたが業務効率化を図れていないにも関わらず、「忙しい」「仕事量が多い」なんて言っちゃう。能力の問題ではないでしょう。おそらく教員という企業の体質なのかなーと思います。
だってこの大変なご時世にそれでも教員やろうという「やる気」はある人たちですもの。根性もあるでしょうし、多少の困難は乗り越えるでしょう。けども細かなことが進んでいかない。これって恐らくですけども体質と古い教員たちの古い仕事っぷり、それこそ経験則でものを言っちゃう村長たちのせいだという気もしています。
結果、文句という安直な方向に流れていくのかな。俯瞰して仕事を見たり中々できないのかもしれません。これも変えていかないとまずいだろうなーと思ったり思わなかったり。
けどもこれの煽り食らうのは子供達ですからね。そこにしわ寄せが行って良いわけがない。
教員になって思うところ(仕事の方法・紙ベース)
投稿が滞ってました。実際に教員になってみて思うところ、たくさんありますがやっぱり狭い世界だなあ、と思います。教員しか経験のない人が殆どなので外の世界を知らなさすぎる。仕事の仕方も、価値観も。そんなに偏った価値観ではまずいよ、と言いたくなりますがとりあえずは自分の発言権を大きくするためにまずは地道な仕事が必要ですね。研修などが必要とされてそれを行うのもわかりますが、その研修も偏ってますよね。それこそ一般企業にしばらく研修行かせた方がなんぼかマシですよ。
そもそも効率化を図れていない
問題1。仕事の方法が下手な人が多い。紙ベースでの仕事が多いのも正直どうかと思うのですが、タスク管理もできていない人が多数。机の上も汚い。机が整理できていないと仕事も整理して行えない、と思っています。もちろん0から1を生み出す仕事はこの限りではありません。芸術や音楽、開発などアイデアを生み出す仕事には整理整頓が必要ない場合も多数あるでしょう。
しかし教員の仕事の多くは事務処理能力の高さが求められるものが非常に多い。事務処理をきっちりこなすことで初めて生徒と向き合い、アイデアを絞り出す作業が出てくるはずです。
事務処理をこなせていないと、結果的に仕事に追われて(自分のせいで)全ての仕事が中途半端になるのだと感じます。
生徒に「ちゃんと生活する術」を学ばせるのならまず自分がちゃんとしないといけませんよね。生徒はそういうところは特にちゃんと見ています。人間だからミスくらいするよ、というのはもちろんですが、そういう努力をしている人が犯すミスとそうでないミスを残酷なまでに見透かしてしまいます。
しかも生徒は今やスマホで素早く手軽にいろいろなことができることを知っています。
教員がそれを使いこなさなければ学校は「時代遅れの場所」になりかねません。
最先端も知りながら、従来の教育をしているんだよ、というスタンスでなければまずいところはたくさん出てきそうです。
偉そうに書いていますが、あくまで社会人経験がある一般人からの目線です。
雪崩の起きている机って漫画の世界だけだと思っていましたがどんな会社にもいますよね。そういう人。
いつまで紙ベースの仕事してんの?
今や大手企業に限らずたくさんの企業が打ち合わせや、それに付随する資料などもデータでやりとりしています。チャットで仕事をすることも多数でしょう。
教員の世界は紙ベースです。何かにつけて資料が机の上に置かれています。授業に行って帰ってくると何かしらの紙資料。修正があると新しいものが来て古いものは破棄してください、と。
誰かに何かを報告するにしてもメモ書きを渡します。これだとログも残らないし、本当に見てくれたのか、処理が進んでいるのかもわかりません。非常に面倒です。
紙資料が増えれば増えるほどその処理に時間がかかります。たかが5秒かもしれませんが積み重なるとエラい時間です。勿体無い。
何が原因なんでしょうね?きっとおエラい人たちが古い人間だからですかね。
業務効率化をするのなら、こういう小さなところから見直して行かないと。
生徒たちに紙ベースで資料を配布することも今や古いものになってきているようです。そのうち必ず転換期はきますよね。それまで仕事のやり方、変えないと。
紙ベースが続くことの弊害
仕事が紙ベースで進むことは授業の方法にも弊害を引き起こしています。つまり授業のやり方が一向に新しいものに転換しない。
子供達は今はスマホなどでスピードを重視する方向に向かっています。おそらく世の中全体もそういう方向に向かっていくでしょう。旧来の勉強方法ももちろん大事なのですが、新しいものを取り入れていくことも重要です。
仕事が紙ベースで進むことは授業をICTに切り替えていくことに矛盾した動きだと思いますよね。
学習指導要領も変わっていくわけです。それに沿って「仕事も」変化して行かなければ必ず弊害が起こる、と思いますよね。
板書計画、とか言ってる場合でもない時代ですよね。もはやプレゼンのレベルにまで授業をしておいてもいいと思います。ノートを写す作業が効果的な科目と、そうでない科目もあります。スピードを重視することもまた一つの教育かもしれませんよね。
あと紙ベースはとにかく資源の無駄遣い。そしてコストの無駄。その分のコストを教員の給料なり、生徒へフィードバックできる何かになり使いたいものです。
教員免許を社会人になってから取り直して就職活動をした話
タイトルの通り。
ふとしたきっかけで教員免許を取得しようと思い立ったわけです。その当時33歳。正直冒険ですよね。しかもその当時結婚しようかという話もしている時期でした。
で、どうやって教員免許取るの?
さらっと調べてみると、4年制の大学を卒業していて、教職課程を取ってない場合は2年間の通信授業で大学に在籍して、通信教育を受けて、たまに学校に授業を受けにいって卒業できる、とのこと。社会人でも途中までは可能と。なるほど。途中までは、というのは2年目に教育実習があるから、1ヶ月有給とか取れるなら別に問題ない、ってこと。こういうことで一番有名なのが佛教大学ですね。京都にあります。自分は中高の英語の免許取得だったのですが、実は音楽の教員免許と迷いました。しかし音楽は佛教大学の通信課程にないことと、そもそも教員になろうとした時に倍率が厳しい、という2点で諦めました。(関西だと大阪音大や大阪芸術大学なら取れるみたいですね)
日本の中高教員ではピアノか声楽専攻で吹奏楽などの経験ある先生を求めるでしょうしね。自分は音楽の種類がまったく違うところでやっていたもので。
で、佛教大学の要項を調べてみたのですが、確かに普通に大学行くよりは断然安いし、時間の融通も効くから仕事もできるし。妻(入学後に結婚しました)にはちょろっとだけ説明して願書を出す。確か締め切りギリギリに送ったはず。3月くらいまでは願書を受け付けてくれてたのです。ありがたや。
実際に通信教育を受けてみると
1、レポート
基本的に授業には種類がありまして。基本のものは自分で課題となる教科書を読んで、設問に沿ったレポートを作成して提出するパターン。それでレポート提出すると、その科目の科目最終試験ってのに申し込みできる。提出すると、って書いてあるのはレポートの合否は問わずにとりあえず試験が受けられる、ってこと。
ちなみにレポートのみの科目もありますし、もし他の大学を出ていてそこでの単位が流用できる場合は事前に申請をするとその科目は合格したことになります。
2、科目最終試験
1ヶ月に4科目までレポートを提出することができるので、その翌月の試験も4つ受けられる。テスト自体は1時間1科目くらいの感じで2科目ずつ午前と午後に受けられる。
そこまでタイトなスケジュールではないので社会人でも余裕はあります。むしろレポートはしっかり教科書さえ読んで、設問に沿った答え方をすれば落とすことは少ないはずです。コピペしまくると弾かれるようですね。で、手書き限定でもありません。
パソコンで打って、そのままウェブ上で提出できます。ウィンドウズを持ってないとダメ、となってるんですが、自分はmacでやりました。正直wordでやるのがベストです。
詰め込めば土日を使って4科目、くらいは余裕で可能です。
テストの方は、範囲をかなり限定してくれているので事前勉強がしやすいです。シラバスに要点として絞って載せてくれていますのでそれを勉強する。
まあ、あとは科目最終試験はルーティンで6問くらいの問題から出ているみたいなので、前回の問題や午後に受けるならその日の午前の問題なんかは軽めにやってもいいのかもしれません。基本的には全て記述式で一切の持ち込み不可、おもて面は埋めるくらいの分量は必要とされているようです。6問を4科目分のテストがきついと思うかどうかですが、そうでもないと思われます。
4科目を難しそうな科目と取っつきやすい科目に分けておいて、午前午後にうまくバラしておいてもいいでしょうしね。
自分はテストに関しても前日にバーっと覚えるようにしていました。要点は事前に絞っておくと良いですね。その課程で覚えることもありますし。
科目最終試験もレポートもネット上に誰かのレポートが売られてますが、レポートの方はそういうものは使わない方がいいですね。単純に不正になるのと自分で文献見た方が勉強になるのと。科目最終試験のものは効率よくまとめられたものを勉強したい、という人にはいいかもしれません。
3、教科書は
買わないとできないものとそうでないものがあります。ウィンドウズのスキルとかは普通に社会人やってた人ならなんともないレベルだったり。憲法なんかも基礎知識があれば大丈夫ですので指定の教科書じゃなくてもいいかも。
ただし、佛教大学の教授の方が書かれていて指定されているものはその中からの出題ですし、本を読み込むことも求められているように思います。
年齢を重ねると「この教科書のここはなんか違う気がするぞ・・」ということも多々ありますが、まずは「こういう風に考えるやり方もあるな」というように一旦吸収するのも大事ですね。
スクーリングはどんな感じ?
年に数回スクーリングに行きます。これも事前に自分の都合の良い日を申し込めるので会社との兼ね合いもしやすいかと。京都なので遠方の人は宿泊です。全国各地から来られてますよ。スーツケースとか持ってる人も本当に多いです。兵庫、大阪、滋賀あたりは余裕で当日行ける、はず。雪とかあったらえぐいですけど。
ホテルは近隣のものは結構埋まるようですね。早めに取っておくといいですが、京都なんでちょっと離れたところでも公共交通機関がわんさかあります。
授業は9時からです。科目によって終わり時間は違いますが、一番長いので18時50分まで。短ければ昼過ぎに終わるものも。
9時からなんですけど、阪急大宮駅とかが最寄りなんですね。他の路線は覚えてないんですが、大宮から20分はバスに乗るのと、そのバスはそこまで頻繁に来ない。さらにスクーリングの日は非常に人が多いので結構ヒヤヒヤします。8時大宮に着くくらいで若干余裕が持てる程度。思い切ってタクシー使うのも良いかもしれません。年に数回ですからね。
(佛教大学行きのバスもありますが満員になります。あとバス乗り場が餃子の王将さんの真ん前のところです。バス乗り場、たくさん点在してますので初めての方は要注意ですよ!)
教員志望の方がたくさん受けるスクーリングなので色々な人の境遇を聞くのも面白いですし、普段通信やと1人ですから進捗を共有したり、科目の知識量を増やすモチベーションになったりと、面白いものですよ。社会人経験者が多いので「年齢が・・・」なんて思う必要もなさそうです。4、50代の方もおられます。
なのでその辺も考慮してあるのか、グループワークをする授業が非常に多いです。まあ普通の講義ならウェブでもできますしね、そういう狙いもあるのかもしれません。
あと昼食は混んでるのが苦手な人は持参の方がいいでしょうね。食堂もコンビニも敷地内にありますが非常に混雑します。
喫煙者は構内の端っこにスペースがあります。10分休憩などで吸いに行くのは結構な冒険です。喫煙所ではなく卒煙スペースという名前だったかな。
今頃教育実習とか大丈夫か?という話
実は先生の友人知人が多いので色々聞いてはいたのですが、40代の方とかも来られるようですので年齢は問題ないでしょうね。実際にスクーリングにも50代くらいの方もおられますし、30、40代が珍しいほどの割合ではありません。
実習に行ってもおそらく学校の方で担当教官を年齢が上の方なんかに割り当ててくださることがほとんどじゃないでしょうか。行く側は教官は「先生」ですから学ぶ姿勢しかないのですが、教官側が萎縮することも考えると妥当でしょう。
出身校にお願いするのが基本になりますが、自分は出身地と居住地がかなり離れていたので、出身地近くで探しました。出身大学に付属高校があったのでそこに事情を説明して話をすると受け入れてくださいました。受け入れ校にはメリットなんか無いので、本当に感謝しかありませんね。
ちなみにその他の近くの学校に1校だけ電話しましたが、卒業生以外は受け入れられない方針だ、と断られました。
でもね、この辺割と楽観視してます。100件くらいかければ受け入れてくれそうな気もします。(営業的な仕事をしていた経験からの感触ですが)教育委員会経由なんて方法もあるみたいなので色々チャレンジするといいでしょうね。
実際の教育実習の現場は?
自分は高校に1ヶ月お世話になりましたが、ネットで見るように寝る暇も無い、何てことはありませんでした。授業見学や実際の自分の授業もしつつ、細々した雑務など行っていましたが、17時過ぎにはほぼ帰っていました。というか、これは担当教官にもよるでしょうね。指導案なんかもすんなり「これでいいよ」と通してくださる先生でしたし、何よりも、やってみなけりゃわかんらんだろ、というスタンスの先生でしたので非常に助かりました。部活の方も専門ではない部活にあたっており、かつ生徒が自主的に練習をするような空気の場所で、ほとんど顔を出しても意味がない、という。
部活指導を熱心にやったとしても下校時間がありますから7時、8時くらいには皆帰っていたようです。ただし、学生さんの実習生は仲良くダラダラするのも楽しいでしょうから、それもまた良いでしょうね。実習生は10人ほどいまして、既卒が自分ともう一人の2人でした。けども10人まとまって仲良くワイワイやってました。まあ、コミュニケーション能力も皆それなりにある人たちだったので、今でも飲みに行ったりする仲間ですね。年齢は全然違うけど。
生徒との関わりも特に生徒が一線引いてくるわけでもなく、まあ何というか普通、です。自分はいじめの相談を受けるくらいにはコミュニケーション取れてましたね。何だかこの事件はモヤモヤしましたけども。連絡先聞いてきたりとかあるのはさすが現代っ子、と思います。
就職活動は?
私学なのか公立なのかで変わるでしょうね。公立でもちゃんと勉強してそれなりにコミュニケーション能力があれば何とかなるんじゃないだろうか?とか思ってます。年齢制限も最近は結構上限上がってますしね。
私立は年齢と教員未経験ということで落とされる場合は多々あります。けども資格などでそれをカバーもできますね。私学の供託機関などに登録をしておくと連絡をくださることもかなりあります。もちろん地方によるでしょうが、常勤講師でのお誘いもたくさん頂けます。私学適性検査で良い成績を取っておくとめちゃくちゃ電話がかかってきます。これは専任教諭の条件なども多いです。
ただこれも教科によるのかもしれません。やはり音楽や芸術系ではそこまで募集が多いわけではなさそうです。
就職活動は自分の場合5校ほど受けました。書類で落とされたところもありました。これは年齢や未経験というのもあったかもしれませんが、その当時はTOEICの書けるスコアが低かったのでこれも原因の1つだと思います。ってかそうでしょうね。レベル低い未経験の教師なんか欲しくないですよね。
1校は常勤、非常勤を共に募集しているところを受けましたが非常勤で採用との結果でしたので、お断りしました。非常勤から慣らしていくのも手かなーなんて思ったりもしましたが、常勤で働いているとこれで良かったと思っています。
びっくりしたのは2人同時に面接だったこと。英語で面接なんですが、隣の人が英会話学校勤務の方だったので超流暢。対抗するにはどうすべきか?と考えて結果超シンプルに無駄話の一切ない英会話で乗り切りました。というかそれしかできなかった。。
他にも面接のみの学校もありましたし(常勤採用)、ちゃんと公立と同じような試験を受けたり(常勤)、と様々でしたね。模擬授業もありました。緊張するよなーと思ってましたが、そうでもないと思います。
というか教育実習などで人前で授業したことある人なら問題ないと思います。デカい声で、ポイントを押さえて、板書を丁寧に大きくすれば良いのかと。ただICT全盛になりそうな時代に板書がどうとか、どうでもいい気もしますけどね。それを言ってしまうのも1つかもしれません。
自分は卒業と免許取得が確定してから就職活動をしたので秋冬くらいでしたが、6月くらいから採用はありますよね。ただ、辞める人たちの話なんかを聞いていると秋冬で十分な気もしています。近場だけで探す人や、公立で講師の掛け持ちで、と考えている人たちは講師登録しておくと良いでしょう。自分は割と都会?の方だったので3月の中旬以降でもかなり頻繁に連絡がありました。就職難ってほんまかいな?と思いましたよ。
転職してみて思ったこと。
想像通り、特殊な世界ではあります。特に転職の方達は違和感を覚えることが多いでしょう。自分の場合、派遣企業の内勤をしていた時期、音楽をやっていた時期、障害福祉をしていた時期もあったり、震災のボランティアでしばらく現地にいたり、様々な場所を経験してきました。
若い頃は障害のある人のことなんか考えもしませんでしたが、様々な経験を積んで考え方はよりフラットになったと思います。派遣の手配をしていた頃は人を商品として見るような仕事ですもんね。仕事できない、遅刻する、そういう人をただの「怠け」だと決めつける傾向にありました。しかし経験を積むとそうではないことがわかってきます。
教育現場では軽微な障害のある子どもたちだってたくさんいます。それが障害、と名のつくものかはさておき、それが個性でもあるわけです。
これを「できないやつだ」と決めつける人も多くいます。
社会を経験せずに「学校」でしか生きてこなかった人たちの哀れな末路だと思っています。幅の狭い見方ですよね。
これがまかり通るのが学校という世界だと思っています。
仕事の効率の悪さなんかもありますが、やはり自分が一番に違和感を覚えたのはこのポイントです。(学校によりますけどね)
タイトルから(1月で)という文言を消した
更新が完全に滞ってました。のはなぜかというと、結果が850点だったからです。。。。
いやはや、なんとも難しいものですね。ちなみに今回も時間配分として最後の方が間に合わない結果に。
リスニングがほぼ満点と稼げていたので、点数がちょっとよかった、くらいのものです。しばらくテストが受けられそうにないスケジュールなのが残念ですが、次は4月5月くらいの試験を受けようかと思っています。
ちなみにリスニング対策はほとんどしていません。どんな問題が出るかはさらっと見ておきましたが、基本的には今回は映画とラジオでなんとかなりました。
けれども正直これだけで次回以降もなんとかなるとは思いません。
リスニング聞いていて、完全に文章は理解できなかったからです。
なんせ知らない単語も結構出てきたり、文のニュアンスとして、この答えは無いな、というのを省いたりして点数を稼いだので、英語として理解しては無いんですよね。これは課題です。
人によって意見は様々でしょうけども。別に理解しなくても高いスコアが目標である、という場合もたくさんありますもんね。就職に有利にするのなら別に本気で理解する必要は無いかもしれません。というか好スコア出る人は結構理解できているでしょうけど。
リスニングで使われる英単語やニュアンスも勉強しながら、主に大問5、6の勉強をしていくことでまずはペースアップを図りたいと思います。
記憶に定着しやすいペンの色は青らしい(おすすめ文具)
だそうです。青なんだって。で、万年筆なんかいいですよね。筆圧弱く書くことを意識するし、そうすると手が疲れるなんてことも少なくなります。多少コツは入りますが、最近は1000円くらいの高品質な万年筆が発売されていますので、面白いですよ。
そもそも暗記物も人によってやり方が様々ですよね。
昔に売れた東大生のノート、だっけかそういう本に、東大に行っている人たちがどうやって勉強したのか、どうやって暗記したのか、などのインタビュー本みたいなものがありましたが、そこにはひたすら書く人もいれば、歩き回りながら読み上げる人、ひたすらに読んで暗記できたと思ったらそのページを破り捨てる人(これはその覚悟があるから余計にすごいですよね)など様々な方法論が載っていました。
で、青の話に戻る。というか自分は読んで覚えることも多いのですが、飽きてきたときや、とにかく気分が乗らないときは手に覚えさせる方法も使います。
とりあえず作業的にでも進めていくことによって脳みそが働いてくることってありますよね、それです。ブログだってとりあえずパソコンつけてみたら書いてみたりもして。
映画によく出る例の紙「リーガルパッド」
紙も裏紙でも良いしどうせなら面白いものを使ってみようということでアメリカのドラマや映画によく出てくる黄色い紙(見覚えある人もいますよね)を使っています。
リーガルパッドというやつで安価ですし、なんだか気分的にも面白いですよ。
こんなやつですね。
海外の大学生とかもよく使っているようで様々な映画なんかにも出てきます。どうやら黄色という色も記憶力に密接に関わる色らしいですが。
アマゾンでも買えます。日本の紙のように高品質ではないのですが、かと言ってすぐに破れるようなものでもありませんのでご心配なく。ペラペラですけどね。このチープさがまた愛らしかったりもするわけです。
湿気多いとこなんか置いたら一発でヘニャヘニャになる。だがそれがいい!というメンタルの強い方にはもってこいですね。
オフィス・デポ ライティングパッド レターサイズ イエロー 12冊
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【TOPS】イエロー リーガルパッド (100シート×9冊 )【Lサイズ・レターサイズ】Made in USA
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こんなんですね。
万年筆にトライするならkakuno
1000円で買えちゃう万年筆でインクも詰め替えできますので色も自由ですね。なんせ万年筆ってのはインクの滑り出しがいいわけです。ジェットストリームも相当いいですが、あれとは別種のイメージでスラスラとかけます。滑るように、という表現がいいですね。
で、文具店の方もおすすめするのがこのkakunoです。2万円くらいする万年筆も確かにいいのですが、こちらのペンは安さが魅力。ガシガシ使えちゃいます。文具店の人がおすすめするのはこのペン先が安物に使われるものとは一線を画しており、高級品に近い書き味を実現しているからだそうです。
カートリッジでインクを詰め替えることもできますし、カートリッジの部分にスポイト的なカートリッジを仕込むと、映画見たくインクボトルからインクを吸い上げて使うことも可能です。
お高い万年筆とまったく違う部分は重さですね。重い方がバランスを取ってより軽い力でかける、という人も多いです。自分は重いものも使っていますが、どちらでも楽しくかけています。
やっぱり定番のBIC
このペンよく見かけますけど本当に書き味がいいですね。なるべく太めのものでガシガシ書くのに向いています。ずーっと変わらないデザインで愛されています。
最近はフランス製ではなく中国製になって品質が落ちた、と書いてあるレビューも見かけますが、そもそも安価なものですし、書いてても早々不良品に当たることもないかと。
これの青でリーガルパッドにゴリゴリやってるだけで気分も乗ってくるってもんです(完全にプラシーボ的ですが)
とはいえやっぱり鉛筆の一本くらい持っていたい
鉛筆。最近使っている人も少なくなってきましたよね。しかし鉛筆はやはり書き味がいいですね。シャーペンの微妙な硬さ、鉛筆の微妙な柔らかさ。
若干ふんわりしたイメージですよね。ちょっと書いているとすぐ削りたくもなりますが。個人的には鉛筆を使うならBくらい濃い、というか柔らかい方が好みです。 HB使うくらいならまあシャーペンでいいかな。みたいな。
NHKで宮崎駿さんの特集やっていました。「終わらない人 宮崎駿」っての。
アニメーターなので当然なんでしょうが鉛筆がゴロゴロ出てきます。素晴らしいですね。使いこなしている感じが妙に憧れてしまいます。
別の番組ですが同じ NHKで仕事発見伝という番組がありそこでプロデューサーの鈴木敏夫さんの特集もありました。その時は紙に書くのにサインペンを使っていましたね。これもまた面白いなあと思いました。職人さんというのは様々なこだわりがありそうで見ているだけでもワクワクしてきますね。
トンボの鉛筆の方がなんだか楽しく見えます。ちなみに自分は楽譜などを作成する時は(音楽関係の仕事をしていたので)鉛筆で書いたり、清書はカリグラフィーペンを使ったりしています。カリグラフィーペンも面白いですよ。ちなみにカリグラフィーというのは日本語に直せば書道、みたいなものでしょうか。飾り文字を書くやつですね。
スティーブ・ジョブスはカリグラフィーの授業があったからAppleができたみたいなことを言ってましたね。(うろ覚え)