社会人から教員になった30代後半のおっさんブログ

社会人からふとしたきっかけで教員免許取得へ。

新任教員の方が準備すべきこと1

教員以外からの転職だから思うことなのかどうかはわかりませんが、まあ一般論としての仕事のやり方になるのかもしれません。

タイトルでは新任教員の方向けみたいに書いていますが、普通の教員も一緒でしょう。個人的に思うところをツラツラと書いておこうと思います。

 

 

早めに出社

いや、何を当たり前のことを書いてんねん、と思いましたか?それとも前残業推奨とはけしからん!と思われましたか?

1時間早めに、というわけではありません。でも業務開始の5分前に来るのもどうかな、と思います。

 

朝の何がいいかというと 生徒が居ない ことですね。さらに来客もなし、煩わしい電話もありません。

無駄口を叩く同僚もいません。大体が無駄口の多い人種というのは朝早くは来ませんからね。そういう人たちは効率の良さを考えません

。(偏見)

朝の時間に一気に仕事を片付けましょう、といいたいところですが、どんな仕事でも良いわけではないと思います。

できればクリエイティブな仕事の方が良いでしょう。事務作業なんかは細切れの時間でもなんとかなるものです。

それ以外の、生徒指導に関するプランニングや、進路指導に向けての準備、もちろん授業準備も事務的なものでない部分をやるにはいいかもしれません。

 

なにせ、朝というのは頭が疲れておらず回転数をあげられる時間帯です。この時間に事務作業をするのは勿体無いですね。

ただ、集中力を切らさずに行うべき事務作業も教員の世界には多いものです。

推薦書を書いたり、調査書の準備をしたり、なんていうのは事務と言うよりは少しクリエイティブな要素もありますね。

 

邪魔の入りにくい時間に一気に仕事を進めてしましましょう。こういった仕事を午後に回すと結果的に効率も質も落ちてしまします。そして結果的にダラダラと夜遅くまで職員室にいる羽目になります。

 

前日の帰りに次の日の朝の準備

 

さらに、この朝作業をするにあたって注意しておきたいことがあります。

それは 朝の準備を前日の帰りにしておく ことです。

具体的にどんな準備かというと

 

  1. 机上の整理整頓
  2. 何をすべきなのかタスクを書いておく

 

というこの2点です。

 

まあ教員の世界でもそうでない世界でも一緒ですが、机上の汚い人はたくさんいます。

机上が汚いと良い仕事ができないか、というとそうではありません。芸術家、作家なんかは汚い人も多いイメージありますしね。

あまり関係ありませんが「作家の仕事場」という写真集は面白いですよ。国語科の先生なんかにはいいかもしれませんね。なにかこう、作者の人柄が写真を通じて伝わってくるような気がします。

 

作家の仕事場

作家の仕事場

  • 作者:篠山 紀信
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1986/03
  • メディア: 単行本
 

 

話がそれました。机上の整理整頓です。

よく書類や教科書、回収物が堆く積まれている先生を見かけます。この人たちがいい仕事をしない、という断定はできませんが、個人的にはこういう人たちの仕事は信用しません。おそらく仕事内容も同じように その場しのぎ で行っていくように感じるからです。さらに人からどう見えるか、それが倒れてた時にだれに迷惑をかけるのか、などを考えられない人間だと感じます。そもそも整理されていない状態で仕事の優先順位をつけて、スマートに仕事をできるはずがありませんよね。いちいち時間かかりますし。

ちなみにこういう人たちは大抵

 

「自分ではどこに何があるかわかっている」

「多少汚れている方が落ち着く」

「誰にも迷惑はかけていない」

 

といいます。

自分でわかったところで、その人が事故にでもあったら、ほかの教員にしわ寄せが行きますし、汚れているデスクは見るだけで決していい気持ちはしませんし、信用されない人間と仕事をすることは迷惑です。よね? あれ?言い過ぎですか?

 

っとドンドン話がそれていますが。

 

なんせ信用も失うし仕事の効率も悪くなるので前日の帰りにはきっちり整理をしておきましょう。あとで捨てようと思っている書類は今捨てましょう。バラバラになった回収物は一旦きれいにまとめましょう。机の上にはノートパソコンのみにしてしまいましょう。

朝ちょっと早めに来て、すぐに仕事にかかれるように、雑多な処理は夕方、パフォーマンスの落ちている時に片付けましょう。整理も仕事です。

 

さて整理ができたならやるべきタスクも書き出しておきましょう。最近はスマホのアプリでもいいかもしれませんね。アプリなら家でも思いついたことはどんどん書いていけます。リマインダーアプリやタスク管理アプリが良いですね。

そして、できれば机上にでも付箋などでタスクを書き出しておくことをお勧めします。スマホ管理ももちろんいいのですが、スマホを一々見ると作業の効率が落ちますし、要らないアプリにまで注意が逸れるのは勿体無いですしね。

付箋でやるべきことを書き出しておいて、終わったらドンドン剥がしていけばいいだけです。長期的な物と短期のものを色分けしたりするのも良いですが、ぶっちゃけなんでもいいと思います。管理の手順を増やしすぎるとロクなことはありません。

 

さて、早めに出社という話題から随分とそれましたがこれはこれで良いでしょう。

 

ちょっと長くなってきたのでまた別のエントリで他のことも書いていきたいと思います。