簡単なオンライン授業の方法
前回書いていたものですが、個人的に一番簡単な方法だと感じたものです。
各学校、大変ですし様々な授業方法があるでしょうが、今回は配信型の授業の説明です。
色々なやり方がシェアされていって全国の先生方の仕事が楽になればいいなあ。と思います。
考えていることは
とにかく手間をかけない
生徒のパケットのことも考え長すぎずテンポ良くできるように
こんな感じです。
用意するもの
用意するものはiPad、付属品のマイク付きイヤホン(Air Podsでも良し)、スタイラス(Apple Pencilでも)くらいです。あとは知識。あ、事前に準備をする際に、Bluetooth接続のキーボードあると便利です。
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- 発売日: 2015/11/05
- メディア: Personal Computers
収録の設定
iPadの方は設定→コントロールセンター→コントロールをカスタマイズ→画面収録をON
としておきます。画面右上からスワイプダウンするとWi-Fiなどを簡単にいじれるページが出てきますよね?あそこに収録ボタンが出てきます。
で収録ボタンを長押しするとマイクをオンにするかどうかを選べますのでオンにします。
オフにしてると画面内の音が録音されます。
アプリなど
メモアプリなどが楽です。以前にも紹介しましたが
この辺のアプリですかね。
Good noteユーザーなのでそちらに絞って書きますが、このアプリでは
・ポインタが使える
・写真やPDFを簡単に貼り付けられる
・複数タブを開いておける
・もちろん手書きもいけるし、キーボードで打ち込むこともできる
という点が非常に使い勝手が良いです。
ポインタというのは、あのプレゼンとかの時に赤いポッチで指す時のあれです。
PDFについては教科書の写真なんかを使いたいときには(著作権とかの部分には留意してください)Adobeのアプリを使っています。
複数タブってのはまあエクセルでのタブを想像してください。あれです。
どんな感じで使えるのか、というのを具体的に書いておきます。本当は画像なんかをスクショで貼ると非常に見やすいと思うのですが。すいません、ズボラなもので、文字のみで説明いたします。
アプリで授業の下準備
例えば教科書準拠でいく場合、一つのタブ(実際には「ノート」という名称です)に教科書のそのままのPDFを貼っておきます。
そしてもう一つのノートは板書用に使用。ここにはあらかじめ説明したいことやポイントをあらかじめ打ち込んでおくと見やすいでしょう。
さらに問題集やワークの解説、まあ実際になにかしらの問題を解くのであればその答えや解説を別のノートに書いておく、という感じですね。
今書いた手段では3つのタブを使っていますが、実はこのアプリ、タブを開かず一つのノートの時の方が若干ノート画面が大きく使えます。
例えば授業をスマホで視聴する生徒さんがいるのなら少しでも広いほうがいいかもしれません。
その時は1つのノートで違うページに様々な準備をしておけばいいだけですね。
ちなみにノートは自由に拡大縮小できますので(ピンチインなどで、あの2本指で摘むようにするあれです)小さく書いておいてもいいでしょう。見せるときに拡大すればいいだけの話。
ただ拡大したが故に左右が見切れる事態も起こります。その辺は試しつつやってもらえたら、と。
アプリで授業の実際
準備が整ったら右上からコントロールセンターをスワイプダウンで出して、画面収録をオン。3秒カウントで録画が始まります。
1つめのタブで教科書を見ながら「今日はここをやるよ」とか説明をしながら「ここに線を引いておこう」だとか教科書に補足を書かせてもいいでしょう。実際にこちらでも教科書のPDF上に書けるわけですから指示はしやすいですね。
で、さらに細かく説明したりするときは2つ目のタブで説明をしていく。
事前に用意したものをポインタで指しながらでもいいし、実際に書き込んでいくのもありですね。
適宜問題を解いて、答え合わせをする時は3つ目のタブに移ればさくっと答えを表示できるわけです。もし何個も答えを載せておき、1問ずつ見せたい!という場合は1ページずつにしてもいいし、自分はテキストで文字を打ち込んでおき、見せたく無いところを先に黒のペンで塗りつぶしています。
見せたいところだけ消しゴムツールで消して見えるようにしていく、という感じ。
なんとなくご理解いただけますかね。。。。
まあ、今のところそこまで読まれているわけでもないブログですので、一旦こんな感じで書いておきます笑
で配信での授業になると間延びすることが一番良く無いと思っています。
最近のyoutuberって「えー」とかいう調子を取るための発話は全てカットしてかなりテンポの良いものが好まれています。
生徒たちもそういった視聴になれているでしょうから、テンポは大事です。
この「えー」とかを編集で切ることもできますが、そこまでしだすと本気すぎるので一旦置いておき、せめて下準備を沢山しておいて、その場で書く、ものを減らしておくことも大事だと思います。
一方で、リアルタイムで書き込むからこそ定着に繋がるシーンもありますので、臨機応変に、また生徒層によって使い分けるべきだと思います。
また、50分授業の場合、動画自体は30分くらいでもいいように思います。
一時停止をして問題を解いてもらったり、ちょっと板書をうつしたり、の時間を使えばいいわけですしね。
あとパケット上限がある生徒もいるかもしれませんし、そういう意味ではコンパクトなことも大事です。
一応編集も
短く動画を撮影してちょっとくっつける、くらいの編集はしてもいいかもしれません。
意外に長々とミスなく喋り続けるのも疲れますしね。
iOSはiMovieというとっても良い編集アプリが無料で使えますのでそれを使っちゃいましょう。
くっつけるくらいの編集や、BGM、効果音、くらいなら簡単です。字幕つけたりちょくちょくカット入れたりまでやると手間かなあ、と感じます。まあ、音はいらないとは思いますけど・・・・・・・。
とまあ、こんな感じで参考になれば。