社会人から教員になった30代後半のおっさんブログ

社会人からふとしたきっかけで教員免許取得へ。

新任教員の方が準備すべき事4

つらつらと書いていますが、結局自分への戒めみたいなものかもしれません。

さて、次は「専門書」を揃えておく事。

 

しかも前回同様、1冊、に絞りたい。

教科の特性があるので、なんとも言えないところもあるのですが、各ジャンルに一冊、とかの意味です。英語なら文法書はこれ、単語はこれ、短答式問題集はこれ、長文はこれ、みたいな感じの分け方です。

 

もちろん、自身が学習していったり、おすすめの本を探したりする過程で沢山の書籍に触れることは大事な事ですが、「学校のデスクに置いておく」という本は一冊に絞りたいところですね。教科指導って本当に大事なので心ゆくまで研究しておきたいところでもあるんですが、まあそんなんて家でもできる話で。

というか教員って一応その道のスペシャリストなので基本は身についてますので、補足的な一冊でいいのかな、と思います。

この一冊ってのは学校指定で生徒が使っているもの、でも構わないでしょうが、英語としてはもう少し踏み込んだものを一冊置くようにしています。

 

さらに問題集系は何かの折に使ったりすることもありますし、様々な用途、レベルのものがあるんで一冊に絞るなんてアホちゃうか!と思われるかもしれませんが、これはデスクに置いておく一冊、ですので悪しからず。

 

ほとんどの学校では教科ごとの部屋なり棚なり、なんかしらあって、そこに常用する問題集なんかはストックがあるのではないかと思います。

それとは別に自分の一冊、ってことですね。問題作成の参考にしたりなんだかんだと使いますからね。

 

ちなみによく使うもので薄いものはあらかじめスキャンしておくことをお勧めします。

いちいちコピー取るのは時間の無駄ですし、コピー取るのと同じ動作でスキャンできますからね。

あとはしっかりとpc上で管理しておけば後々の使い勝手も良くなります。

 

一冊に絞りたい、というのはデスクをきれいに保つ効果も当然ありますし、迷う時間を少なくする意味もあります。当然頭の中に知識を入れておかないと一冊には絞りにくいと思うのですが、これも自分のためになると考えます。

 

今までに見てきた新任の方々、割とすっきりとしたデスクの人が多かったように思います。

仕事の片付かない、雑な仕事をする人は割とたくさんの本を積み重ねていたようにも思います。これは人によって変わるし、教員の世界の傾向を掴むには自分自身の見てきた数が少ないのでなんともいえないのですが・・・・。

 

最後に自分が使っている本だけ紹介しておきます。職場にはこの中からピックアップされたものだけを置いています。

Kindleと書籍版があるものはタブレットで見れますので、それは常に持ち歩いている状態になっています。

 

まずはこれは安定感ありますね。ロイヤル英文法。ただし、高校生向けの印象はあります。進学校ではこれでは対応できないかもしれません。どうなんでしょうね。自分は好きな本です。

 

ロイヤル英文法―徹底例解
 

 

で、ロイヤル英文法の別バージョン

表現のための実践ロイヤル英文法

 

 こちらも良いですよね。作文指導に使えそうなんですが、普通の文法書としても面白いです。

 

あとは「英文法解説」「現代英文法講義」あたりは教員は揃えておいてもいいのかな、と言われる名著系ですね。この辺を比べつつ一冊絞るのも良いでしょうし、あえて「フォレスト」「evergreen」のようなものでもいいのかもしれません。教員の性格にもよりますし、なによりも生徒が必要とするものに合わせられることが一番重要だと考えます。

 

英文法解説

英文法解説

 

 

 

現代英文法講義

現代英文法講義