社会人から教員になった30代後半のおっさんブログ

社会人からふとしたきっかけで教員免許取得へ。

新任教員の方が準備すべきこと5

つらつらと5番目。なんか前のエントリでも書いていることの繰り返しだったりもしますが、こうやってまとめておくのも面白いのでついつい書いています。

 

5個目は

microsoft office のスキル ですね。(というかそもそものpcスキルかもしれませんが)

 

使うべきはword、 excel、 power pointくらいですか。accessは、うーん。とりあえず置いておきましょう。

 

まあ、ほとんどの大学生はwordくらいは余裕で使えるんでしょうか?タイピングなどもめちゃくちゃ早い必要はないですが、いちいちキーボードの文字を探しているようでも困ります。

もう、もはや今の時代パソコンは使えてあたりまえ、の時代ですからねえ。

 

あ、ショートカットはバンバン使えるようにしておくべきです。おそらくコピー(ctrl C)、ペースト(ctrl V)、はよく使うと思うのですが、他には全選択(ctrl A) 保存(ctrl S) 取り消す(ctrl Z) 印刷(ctrl P) 閉じる(Alt F4)などなど。基本的にマウスに手を持って行かなくていいように訓練をしておくといいですね。

最初はショートカット一覧とかをどこかに置いておき、実践しておくことをお勧めします。何回もやっていれば自然と覚えます。

 

で、wordです。

こちらではおそらくテストの作成などでよく使う事になるのでは無いかと思いますが、体裁を整える技術は調べておくことをお勧めします。

文字列の頭を揃えたり(スペースでぽちぽちあわせてはいけません)、段組を上手く使ったりなどなど、現場で覚えることも必要ですが、大事なことは「何ができるのかを知っておく」ことだと思っています。

「何でもできるようになる」はとりあえず置いておいていいですし、情報の教員でもなければ必要ないでしょう。何ができるのかを知っておくと、あとはこうしたいな、というときにググればいいだけの話です。もちろん前回のエントリみたく一冊、本をおいておいてもよいですね。

 

次はエクセル。

もしかするとワードより使用頻度が高いかもですね。小テストの記録を取ったり、座席表を作ったり、成績表を作るにもこれ、名列表もとりあえずクラスの生徒の名前を入れると様々な用途にあわせた形で出力できるようにあらかじめ準備しておけば良いですね。

なにかの統計、データ処理などやれることはめちゃくちゃ多いです。

ちなみに繰り返し動作を行うF4やセルの入力ができるようになるF2など基本をまずは覚えておきましょう。ショートカットも多いので基本的なものは使えるようにしておくことと、関数は基本的なものは使えるように、あとは先ほど同様に、「何ができるのかを知っておく」ことが大事ですね。

 

power pointに関しては迷ったのですが、授業で活用されている人も多いように思います。

しかも一回作り込んでおくと使い回しができたり、他の先生に使ってもらってブラッシュアップしていったりと面白いことができます。

単純なスライドだけではなく、どう使えるか、をやはり知る必要はありますね。

黒板にスクリーンなどがない時は背景黒、白文字で投影すればまあまあ見やすい状態にできますので、それを迷わずにできるようにしておかないといけません。

もちろん、何かの説明会などでpower pointを使うことはありますので、知識としては必要です。

 

今回も文字だらけのエントリなんですが、まあいいや。

スキルアップはしなきゃいけないんですが、こういうスキルって必要に迫られて勉強する方が効率よかったりします。

 

特にエクセルはVBAまで覚えると(そんなに難しくない)リアルに「なんでも」できるじゃん!と感動してしまいます。

いままでポチポチやって何時間もかけていた仕事が一瞬で終わります。

 

(これは実際にあったんですが、ずーっと難しい顔してエクセルいじっている人がいたので声をかけたところ、関数を入れれば一瞬で終わることを手作業でやっていてびっくりしたことがあります。もちろん即座に関数を入れてあげたのですが、もっと早く言ってよ!と冗談を言われました。こちらからすれば「もっと早く勉強しとけよ」と思いました。その人は先輩で、自分の給料よりもかなりたくさんもらいながら、時間の無駄をしていたわけです。こういうのは正直良い気持ちはしませんよね。もし新任の先生の方がpcを素早く使えた場合、先輩教員たちは同じように思われるわけです。自分のような転職組にも同じように思われるはずです。なのでこの辺は自己研鑽が必要なのだとも思いますね。)