社会人から教員になった30代後半のおっさんブログ

社会人からふとしたきっかけで教員免許取得へ。

オンライン授業を受ける環境が整ってない家庭も多い

表題の通りなんですが、ニュースなどではオンライン授業に向けての学校の取り組みがどうこうみたいな話も結構出てきますよね。

 

もちろん現場での準備も早急に行われないといけません。

また、生徒へのタブレット配布や、なんちゃらかんちゃら、みたいな話も見かけます。

 

タブレットとアプリ一つでできるオンライン教育も結構あることは十分承知なのですが、まあそれはさておき。

 

Wi-Fiを飛ばしていない、家にネット回線がない家庭も沢山ある(スマホの回線のみ)

・パソコンはない

・プリンタもない

・pdf?何それ?

qwerty?なにそれ?

 

という状態がまあまああります。

別にそれでいいですもんね。日常生活に困ることも別にないし。まあプリンタは最近コンビニプリントでもいいくらいに使用頻度は少ないですし、オンライン授業には必要ない・・・はずですが書いてみました。

これは授業、というより受験のオンライン出願などの時にプリンタないからどうこう、みたいな話を聞いていたものでして。

 

パソコンはない家庭もかなり多いようです。最近は本当にスマホだけで十分完結しますもんね。

pdf もqwertyも必要ないっちゃないですが、現状こんな感じなので書いています。

 

要は、作る側と受ける側の意識や知識、使うソフトが圧倒的に違うわけです。

もちろんこれをすり合わせていくわけですが、これ、中々一筋縄で行かないだろうなあ、と感じます。

 

どちらかというと、学校側が古いシステムを押し付けてしまう場合が増えるのかなあ、とか感じています。いや、どうなんだろう。そこまで多くの現場を知っているわけではないのでむしろ他の学校さんの動きも知りたいところではありますね。

 

古いシステムを押し付けるってのは例えば、パソコンでしか受けられない授業で、pdfをダウンロードして印刷して使って、アプリではできなくてブラウザベースでやってね。みたいな。

課題はメールで添付して送ってね、とか。

こんな感じです。アプリで一発でできるものもあるけども、そういったのは現場の教員が分からないからやりません!みたいな。

 

いや、そんな現場はもうない・・・・かな。どうなんでしょうね。

 

ちなみに高価なソフトやシステムは国公立のほうが導入しやすいものもあるようです。

高額なので大量の現場で使える方がコスト的にいいですからね。

私立でなにかの高価なシステムを導入するにはやはりリスクを背負い込むわけです。

 

さてさて、休校が伸びそうでありますし、課題作成に追われつつ、生徒の学習を遅らせないように努力しつつ、さらにこういった取り組みをしていかねばならないですね。

 

やることは多いですが、踏ん張りどころだなあとも感じています。