社会人から教員になった30代後半のおっさんブログ

社会人からふとしたきっかけで教員免許取得へ。

新任教員の方が準備すべきこと6

休みでしかもパソコンの前に座っているので何個も書いている、という。

 

6個目

「知識」

です。

 

いや、当たり前なんですけどね。教員の仕事って、教えるだけじゃなくて事務仕事もかなりあります。で、そっちに忙殺されていく人も沢山います。忙殺されるとどうなるか、っていうと

教科指導が適当になったりして結果的に生徒が損をします。

せっかく生徒のために仕事しているのに、そうなってしまうのは本末転倒ですね。

 

まずは教科の知識をできるだけ上げておくこと。プラスして常にインプットしてアウトプットする習慣があるといいように思います。

おそらく学校によっては教科の会議とともに勉強会や研修会、検討会などがあるとは思いますが、生徒指導に時間のかかる学校などでは、ない可能性もあります。

そうなると自身の力も下がってしまいますしね。

なので習慣にしてしまうことです。

 

知識って一度入れても使う機会がないとどんどん消えていきますからね、常にチャレンジャーでいたいものだと思います。

 

そして教科だけにとどまらない知識も仕入れておくことをおすすめします。

社会情勢などのニュースはもちろんのこと、最近のアニメやガジェットなどにも手を出しても良いかもしれません。

なんせ引き出しが多い状態にしておくと、生徒との関係も作りやすいように感じます。

逆に知らずに、生徒に聞いてしまう、ってのも関係性作りにはいいのですが。

 

我々教員が全てを知っている必要は全くないのですが、それでも勉強し続ける姿勢かどうかは生徒にもばれちゃいますので、上記のような努力はしておきたいところです。

 

しかし中々忙しい中で勉強もしづらいものですが、スマホを使ったりなんだかんだと細かな時間を使ってやっていくことは大事ですね。

 

さらには最近圧倒的にLD ADHDなどの症例の生徒さんも増えていると聞きます。

発達障害であったり、認知能力が低かったり。

こういった生徒さんをなんの知識もなくみていると、「怠けている」「努力不足」「ふざけている」などという感じ方になりがちだと思います。

 

これも超危険ですよね。なのでやはり勉強が必要です。自閉症の生徒さんなんかも沢山いますし、人間100人いれば、様々な個性があります。

 

ただ、教員が「知らない」という状況は圧倒的にまずいですよね。

ちゃんと研修がある場所ばかりではないので、自分で知識を身に付けておくことが必要です。

 

特に認知機能の低い生徒たちへの対応を誤ると重大な問題になりかねません。

 

自分は前職だったり今もボランティア団体の手伝いをしながら、常に勉強をしているのですが、そう言った活動や本から知識を吸収することも必要ですね。

 

下に何冊かのおすすめの本も紹介しておきます。

 

 

 

ケーキの切れない非行少年たち (新潮新書)

ケーキの切れない非行少年たち (新潮新書)

  • 作者:宮口 幸治
  • 発売日: 2019/07/12
  • メディア: 新書