社会人から教員になった30代後半のおっさんブログ

社会人からふとしたきっかけで教員免許取得へ。

オンライン授業どうするよ?

このまま長引きそうな気配ですね。はやく収束してくれることを祈るばかり。そして医療従事者をはじめ、物流の方々やスーパーの方たちなど、この状況下で最前線で毎日働いている人たちに本当に感謝しかありません。

 

さて、我々は授業ができず、生徒の学習機会を奪わないように様々な対策をしなければなりません。

長引くことを考えると(もちろん現時点でも)オンライン授業なり、なにかしらの方法で学習機会を担保する必要があります。

 

今、世間的にはzoomという複数人でミーティングができるアプリケーションが流行っているようです。確かにこれを使えばホームルームも出来ちゃいます。

とか思っていたらシンガポール、ドイツ、台湾などではトラブルがあり禁止したりもしているようです。大学生相手ならまだなんとかなるのかもしれませんが、ネットリテラシーの低い中高生には(全員が低いわけではないですよ)難しい部分もありそうに感じています。

 

さらにgoogle classroomなどの教育支援アプリケーションも流行ですね。UIが使いにくいという声はたまに聞きますが、とても使いやすいものですね。

 

ただ、自分としては以前にも書きましたが、生徒の家庭によってはネット回線がないこと、タブレットやpcがない場合、プリンタがない場合など全員の状況が一律でないこと、などが非常に難しい問題だなあ、と感じています。別に課題云々や出席のことを置いておけば、youtubeの限定公開とかでオンライン授業を行うこと自体は簡単です。それでもネット回線のないご家庭ではパケット上限の話が出てきますけどね。

生徒もパケット使うならゲームやyoutuberの映像の方を見たがるでしょうし、この辺も難しいですね。

 

結局従来のようにプリントを作成して登校日などを設定し、そこで渡すのか、もしくは郵送で行うのか。けども郵送で、とかってやって郵便局の方々に異常な負担を増やすのも微妙だなあ、と思ったり。

 

海外ではchrome bookの普及が結構されているんだ、みたいなものを読んだこともありますが、ネット環境はどうなっているんでしょうね。この辺も気になるところです。

 

確かにchrome book安いですし。(とか書いて調べてみると、iPadの最安のものとあんまり変わらない?)最低限のことは出来ますしね。

まあ、あれか、iPadだとサイズはちょっと小さいかもしれないですね。

学習に使うとなると13インチくらいの画面は欲しいようにも思います。

 

しかしなんやかんやと考えながら、各学校がいろいろ急ピッチで制度を作っていく、という流れは良いことなのかもしれません。

世間的にもリモートワークが増えそうな流れですし、これを機に変革が起こるのかもしれませんね。

 

休校で困ることは沢山

だからといって休校解除して欲しいというわけではありません。休校自体は仕方がないことですし、大学などでは後期からの授業再開を目処に動くところも出てきているようです。

 

小中高ももしかするとそこまで伸びる可能性もあります。今は言葉は悪いかもしれませんが、戦時中みたいなものだと考えられます。

のんびりといつも通りの生活を送れる時期ではありません。

 

さて、そうは言っても教育活動が停滞しても良くはありません。

 

中高では、進学校・普通校・教育困難校といった様々なタイプの学校があると思いますが、(特別支援学校はいったん置いておきます)それぞれに困ることがあります。

 

まずこの新年度はじまってすぐのタイミングということで、新一年生への伝達などが遅れていくことなどが困りますね。

進学・普通校では、学校生活のことはもちろんのこと受験に向けた動きもスタートする時期です。受験に対しての心構えや、基本的な勉強方法、またそういった話をしていくことで徐々にモチベーションが上がっていく時期でもあるでしょう。

ここで、休校が続き、モチベーションがあげられず、小中を卒業して「ちょっと遊ぶか」という気持ちのまま時間が過ぎていくのは非常に怖いことでもあります。

また、教育困難校では、受験どうこうよりも長期の休みができることで生活自体が荒れていきます。昼夜逆転し、学校に通うという習慣でギリギリ保っていた生活リズムも崩壊します。

また新一年生は小学校・中学校を卒業し、その後の学校生活が始まらないままに休校に入っています。居場所がないこと、縛るものがないことなどが彼らの生活にどう影響するのか、非常に心配ですね。

 

また、中学・高校三年生たちは受験を控えた時期でもあります。

自分から進んで勉強できる生徒はこの時期でも勝手にやっていることでしょうが、そうではない生徒も多くいます。

その生徒たちは学校に毎日通い、課題を渡され、授業でやらされるうちに徐々に受験に向けたモードに切り替わっていくわけです。これは教員がどうこうできるものだけではなく、周りの生徒たちが徐々に目の色が変わっていくことなど、「社会的な変化」から影響されて成長していくものだと思っています。

人間誰しも、一人で何かができるほどよくできた人ばかりではありませんからね。

 

さて、この周りからの圧力を感じられずにこの時期を過ごす受験生たちは非常に苦しい立場になることが予想されます。

 

この状況で教員が何もしないわけでは決してありません。様々な学校の先生からもお話を聞いていますが、様々な手法で生徒の学習機会を担保しようと動かれています。

 

そして進学に力を入れている学校ほど、保護者からの相談やクレームも多いようです。

 

「学校は何もしてくれないんですか!」なんてセリフも聞かれるようです。

 

とても難しい問題ですね。

 

と、まあ今は整理もせずにだらだらと書いていますが、こんなことをやっていると、教員も中々休業にはできません。リモートで、時差出勤で、交代勤務で、など様々な工夫を凝らしながら、次なる状況に対応できるように準備を進めている最中です。

 

 

京都産業大学の学生さんがコロナに感染した件

なんだかSNSなどをみていると、これらの学生さんを叩いている人も多数いるのだなあ、とびっくりしました。

 

この学生たちが渡航したのはまだまだ日本全体が「なんとかなるだろ」「ダイヤモンドプリンセスなにしてんねん」「中国大変そう」みたいなそんな時期ですよね。

自粛なんてそこまでなされてなかっただろうし、街中には沢山の人がいて、飲み屋にも沢山人がいたように思います。

 

全員が事態をもっと重く見て最初から慎重な対応をしてれば良かったのにねえ、とは思います。

 

学生の未来を潰さないように、大人が動いていけたらいいなあ、と思うところであります。

オンライン授業を受ける環境が整ってない家庭も多い

表題の通りなんですが、ニュースなどではオンライン授業に向けての学校の取り組みがどうこうみたいな話も結構出てきますよね。

 

もちろん現場での準備も早急に行われないといけません。

また、生徒へのタブレット配布や、なんちゃらかんちゃら、みたいな話も見かけます。

 

タブレットとアプリ一つでできるオンライン教育も結構あることは十分承知なのですが、まあそれはさておき。

 

Wi-Fiを飛ばしていない、家にネット回線がない家庭も沢山ある(スマホの回線のみ)

・パソコンはない

・プリンタもない

・pdf?何それ?

qwerty?なにそれ?

 

という状態がまあまああります。

別にそれでいいですもんね。日常生活に困ることも別にないし。まあプリンタは最近コンビニプリントでもいいくらいに使用頻度は少ないですし、オンライン授業には必要ない・・・はずですが書いてみました。

これは授業、というより受験のオンライン出願などの時にプリンタないからどうこう、みたいな話を聞いていたものでして。

 

パソコンはない家庭もかなり多いようです。最近は本当にスマホだけで十分完結しますもんね。

pdf もqwertyも必要ないっちゃないですが、現状こんな感じなので書いています。

 

要は、作る側と受ける側の意識や知識、使うソフトが圧倒的に違うわけです。

もちろんこれをすり合わせていくわけですが、これ、中々一筋縄で行かないだろうなあ、と感じます。

 

どちらかというと、学校側が古いシステムを押し付けてしまう場合が増えるのかなあ、とか感じています。いや、どうなんだろう。そこまで多くの現場を知っているわけではないのでむしろ他の学校さんの動きも知りたいところではありますね。

 

古いシステムを押し付けるってのは例えば、パソコンでしか受けられない授業で、pdfをダウンロードして印刷して使って、アプリではできなくてブラウザベースでやってね。みたいな。

課題はメールで添付して送ってね、とか。

こんな感じです。アプリで一発でできるものもあるけども、そういったのは現場の教員が分からないからやりません!みたいな。

 

いや、そんな現場はもうない・・・・かな。どうなんでしょうね。

 

ちなみに高価なソフトやシステムは国公立のほうが導入しやすいものもあるようです。

高額なので大量の現場で使える方がコスト的にいいですからね。

私立でなにかの高価なシステムを導入するにはやはりリスクを背負い込むわけです。

 

さてさて、休校が伸びそうでありますし、課題作成に追われつつ、生徒の学習を遅らせないように努力しつつ、さらにこういった取り組みをしていかねばならないですね。

 

やることは多いですが、踏ん張りどころだなあとも感じています。

休校はいつまで続く

原状では4月に小中高に関してはスタートする流れなのでしょうか。

 

先日の小池都知事の会見で首都大学東京の話がちらっとあったかのように思いますが、5月7日ゴールデンウィーク明けからの授業再開を予定しているとのこと。

 

経済活動をあまり止めずに人の動きを制限するためにまず学校などの教育現場から休止していくというのはなるほどなあ、と思う反面、現場では大変になってしまうというのもまあ仕方がない部分ではありますね。

 

しかし、世間では多くの自治体が外出自粛要請、今が正念場だという見方で動いていく中、果たして学校再開が4月で大丈夫なのでしょうか。

 

今このブログを書いている時点で東京は63人の感染者確認というニュースが出ました。

 

土壇場で休校の措置が取られるような気もしています。

現場の教員は事前の準備が必要になってきそうだなあ、と感じています。

 

なんせ授業日数に関してはある程度ファジーにもできるのでしょうが、カリキュラムが終わっていない、ということはあってはならない事です(現時点では)

 

考えられることとしては春休みをこのまま延長し、課題やインターネットでの対応を急ぎ、夏休みを短縮という流れになるのではないかと踏んでいます。

 

在校生に関してはこのような措置でもなんとかなるかもしれません。

新1年生に関して、この辺の対応が中々難しいところですね。

 

また、これがどこまで長引くかにもよりますが、収束が長引くと、大学入試においてはAO入試や推薦入試にまで響いてきそうな気もしています。

専門学校や大学のAO入試はかなり早期化しており、夏にはすでに本番を迎えています。

 

さて、夏までに収束しているのだろうか。

 

それから修学旅行なども気になるところです。

国外はもちろん、国内での旅行も憚られる状況で修学旅行なんて、といったところですよね。

 

旅行業者の方々も今すでにしんどい思いをされているとニュースになっていますが、この先さらにしんどい状態になるようにも思います。

 

先を見た行動をしなければなりませんが、楽観的に行動しすぎると後々困りますものね。

最大限に警戒し、準備を進めていきたいところです。

 

 

休校はいつまで続く

原状では4月に小中高に関してはスタートする流れなのでしょうか。

 

先日の小池都知事の会見で首都大学東京の話がちらっとあったかのように思いますが、5月7日ゴールデンウィーク明けからの授業再開を予定しているとのこと。

 

経済活動をあまり止めずに人の動きを制限するためにまず学校などの教育現場から休止していくというのはなるほどなあ、と思う反面、現場では大変になってしまうというのもまあ仕方がない部分ではありますね。

 

しかし、世間では多くの自治体が外出自粛要請、今が正念場だという見方で動いていく中、果たして学校再開が4月で大丈夫なのでしょうか。

 

今このブログを書いている時点で東京は63人の感染者確認というニュースが出ました。

 

土壇場で休校の措置が取られるような気もしています。

現場の教員は事前の準備が必要になってきそうだなあ、と感じています。

 

なんせ授業日数に関してはある程度ファジーにもできるのでしょうが、カリキュラムが終わっていない、ということはあってはならない事です(現時点では)

 

考えられることとしては春休みをこのまま延長し、課題やインターネットでの対応を急ぎ、夏休みを短縮という流れになるのではないかと踏んでいます。

 

在校生に関してはこのような措置でもなんとかなるかもしれません。

新1年生に関して、この辺の対応が中々難しいところですね。

 

また、これがどこまで長引くかにもよりますが、収束が長引くと、大学入試においてはAO入試や推薦入試にまで響いてきそうな気もしています。

専門学校や大学のAO入試はかなり早期化しており、夏にはすでに本番を迎えています。

 

さて、夏までに収束しているのだろうか。

 

それから修学旅行なども気になるところです。

国外はもちろん、国内での旅行も憚られる状況で修学旅行なんて、といったところですよね。

 

旅行業者の方々も今すでにしんどい思いをされているとニュースになっていますが、この先さらにしんどい状態になるようにも思います。

 

先を見た行動をしなければなりませんが、楽観的に行動しすぎると後々困りますものね。

最大限に警戒し、準備を進めていきたいところです。

 

 

タスク管理とリマインダー

前回書いていて思った「タスク管理」「リマインダ」について。

 

タスク管理とかカッコつけて書いてますけど要は「やることリスト」です。「お買い物リスト」みたいなもんです。

 

自分はこれは付箋で管理しています。もう超使い古された手法ですし、紙資源の無駄ではあるのですが。

付箋に「〇〇の作成〜日まで」とか書いてペタペタ貼っています。机の上や、机の前にボードでもおいてそこに貼るのも良いでしょう。

これをアナログにしているのは、デジタルだとそのタスクを見る動作を一度挟むから面倒、という理由です。パッと机に戻ったときに何をすべきかがわかるようにしておくことが大事だと思っているのでこの方法にしています。

これはすぐやること、1ヶ月くらいでやりたいこと、半年かけたいことなどもありますが、とりあえず思いついたことは書いておきます。端っこが長期のやること、とか分けておいてもいいでしょう。

やるべきことが終わればバシバシ捨てていきます。年度末には全て片付けたちところではありますね。

 

さらにリマインダアプリも活用しています。これは締め切りものとかで期日前にアラートが鳴るようにして保険をかけています。

iPhoneの純正アプリのリマインダに入れて締め切りの前日などに一応鳴らすように設定しておきます。

apple watch にもアラートが来ますのでまず見落とすことはありません。

さらにリマインダは退勤後などに思いついたことを入れるのにも適しています。

「あ、明日の朝一であれやらな!」

みたいなことって結構ありませんか?

 

その時はすぐリマインダに入れてしまい、アラートをいつも自分が出勤するくらいに設定しておきます。

あとはそれがなったときに付箋の方に書いてしまえば机上で一元管理ですね。

 

もちろん、スマホタブレットで管理したらいいとも思うんですけどね・・・。

 

apple watchのアラートは意外に重宝しています。生徒がいるときってバタバタしていて、つい会議の時間に遅れそうになったり、これを言わないと、と思って忘れたり、みたいなことをガッチリ防いでくれます。

どうせ人間の記憶力なんてガンガン衰えていきますからね、デジタルに助けてもらってより良いクオリティの仕事ができるのなら有効に使っていこう、と思う次第であります。